下伊那郡阿南町、根羽村、天龍村、売木村と愛知県北設楽郡豊根村の県境5町村でつくる「長野・愛知県境域開発協議会」は16日、各町村の観光施設や高原を訪れてスタンプを集め、特産品などを応募する「おいでんスタンプラリー」を始める。今年で9回目で、昨年度は過去最高の集客だった。7日、各町村の担当者が豊根村役場に集まって記者会見し、PRした。
同協議会は1977(昭和52)年に発足。住民の交流、道路改善の要望、産業振興の三つの部門で活動し、県境域の振興を図ってきた。スタンプラリーもその一環だ。
「おいでん」は三河地方の方言で、「おいでよ」の意味。スタンプラリーは、芝桜で有名な豊根村の茶臼山高原、売木村のこまどりの湯、天龍村のおきよめの湯、阿南町のかじかの湯、根羽村の観光施設ネバーランドなど11カ所を回ってスタンプを集める。
訪れた施設数に応じて5町村の特産品などを応募できる。昨年度は最高の359人の応募があった。豊根村の伊藤実村長は記者会見で、「観光客の通過地点にならないよう、しっかりと受け皿をつくっていきたい」と話した。
スタンプラリーは11月30日までで、各施設で応募用紙をもらえる。
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