毎年恒例の飲み歩きイベント「イナトラほろ酔いスタンプラリー」が10月17日、稲荷小路・虎屋横丁・国分町2丁目エリアで開催される。今年が最後となり、「THE ファイナル」と題して行う。
一番町四丁目商店街と国分町通を結ぶ虎屋横丁
定禅寺通と広瀬通を結ぶ稲荷小路と、一番町四丁目商店街と国分町通を結ぶ虎屋横丁を合わせて称されるエリア「イナトラ」で、地域活性と飲食店の集客向上を目的に2003年から毎年この時期に開かれている同スタンプラリー。昨年は40~50代を中心に、1000人以上が参加した。
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最後の開催となることについて、担当者は「スタンプラリー以上の何かをつくることができないかという思いから、少し熟慮期間が必要ということで決断に至った」と話す。「姿を変えて必ず皆さまの前に帰ってくる」とも。
参加店は90店で、4エリアに分ける。ジャンルはおでん、すし、牛タン、焼き鳥、和食、中国料理、フランス料理、イタリア料理、アジア料理、小料理屋、居酒屋、焼き肉、お好み焼き、バー、スナック、ギョーザ、サンドイッチ、カレー、ラーメンのほか、ライブハウス、薬局、たばこ店、生花店と幅広い。
参加各店ではドリンクとフードのセットなどの指定メニューを提供。参加者は当日受付で渡されるスタンプ台紙を兼ねた「ほろ酔い手形」を手に、1店舗30分程度で各ブロック1店ずつ、終了時間までに計4店を「はしご」して楽しむ。4店分のスタンプを集めると、共通食事券などを景品に用意する抽選会に参加できる。
これまでの開催を振り返り、「お客さまからの『今年もありがとう』という声が、うれしく思い出に残っている。16年間毎年来てくださるお客さまがたくさんいらっしゃるので、国分町の活性化に寄与できたのでは」と同担当者。「今年で最後となってしまうが、最後にして最大の盛り上がりをつくりたい。たくさんの方に参加いただければ」と呼び掛ける。
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